すぐに再起動して稼動は再開したが、ユーザのログオン情報が全てなくなっている。これでは一般ページは公開OKでも、メンバー専用ページは全てログオン不可ではないか。おかげで半日をユーザ情報の復活につぶしてしまった。
サイバーテロの犯人はちょっとした悪戯のつもりでやっているのだろうが、こんな事でいちいちサーバーがダウンしていたのでは、社会全体のインフラが脅威にさらされるというものだ。それにしても、私ごとき者の設定でもとりあえず(フリーズは許してしまったが)内部に侵入は防げたというのに、そこらじゅうの公共施設のサーバーが、毎日不正侵入されているというのは、あまりにもお粗末なのではないか。
まじめな運用担当者より、常にクラッカーの方がPCスキルは高いのだ。ということを忘れてはならないだろう。しかし今回のことで当編集部のサーバーは以前よりもさらに侵入は難しくなった
※後日談:この話には後日談があり、とんでもない落ちがあった。
実はこの前週、メンテナンスのためにファイアーウォールを下ろしていたことを忘れて帰宅していたのだった。つまりサーバーのデスクトップへのリモート接続のポートが閉じられていなかった。(社内LANからしか使わないので、特定のIPのみ許可のようなことはしていなかったため、それが使えると気が付きさえすれば)ログオンし放題だったのだ!このあとファイアーウォールを上げてからは、現在にいたるまで不正アクセスは1件も起きていない。