この記事のカテゴリ:立早的バラエティー

夏だけど:サンタクロースは危険な香り

 いやあ。毎日暑いね~こんなときは寒い話でもしようかね。
─稲川○二とは違った方向で─

──もうずいぶんと前の話だ。
私の部下でN嬢という女性がいた。
このN嬢かなりのオッチョコチョイで、
封筒に地図を描き、
「この場所の会社に、この原稿を届けてくれる?」
と渡すとその封筒はただの地図だと思い込み、
相手先の会社に行った後は、封筒を“中身ごと”捨ててしまうような
「アブナイ奴」だった。

オイオイ中身を渡さないで、一体何を届けたの?
という感じだが、今回はその話ではない。

バブル全盛だったころ仕事は山ほどあったが、現在のように
原稿の電子入稿というものが存在しなかった。
今ならメール添付やFTP入稿で済んでしまう物でも、
いちいち「バイク便」で取引先へ送っていたのだ。

そして問題の「雪のクリスマスの夜」その事件は起こった。

いつものように「バイク便のサンタクロース」
という会社へN嬢が電話した。

すると録音されたアナウンスが流れ
「この番号は○○○-○○○○」に変りました。」
と言っていたようだ。

そこでN嬢はその番号を電話リストに書き込み、
社内の電話全てに「バイク便のサンタクロース、電話番号変更。
短縮は使わないで下さい。」とメモを残した。

ところがそもそも最初に電話を掛けた相手が、「サンタクロース」ではなかったのだ。つまりサンタクロースは電話番号変更などされていなかったのだ。

短縮から掛けていれば問題はなかったのに、よりによって手動で電話を間違った相手に掛けて
「この番号は○○○-○○○○」に変りました。」を聞いてそちらに掛けなおし、
たまたま呼び出しても誰も出ないということで自分の間違えに気づかなかったのだ。

しかし冷静に考えて電話が商売の業種で、そもそも電話を掛けて誰も出ないほうがおかしいのだ。

しかし現実にそれは起こった。

その日、サンタクロースの
“正しい”電話番号メモを残して彼女は退社した。

私は当然毎日の様に残業していたので、
クリスマスの夜かなり遅くなってから

「もしもし、サンタクロースさんですか?」と電話を。
当然「違います。」と言われる。

おかしいな~もう一度。

プルルル。プルルル「もしもし、サンタクロースさんですか?」

「違います。」

おかしいな~もう一度。

プルルル。プルルル「もしもし、サンタクロースさんですか?」

「違います。って言ってるでしょ!あんた一体何なんだ!!」

私は思いっきり頭のおかしな人を演じることとなってしまった。

その後絶対に

「昨日さ。なんか頭の変な奴から電話かかってきて、
『もしもしサンタクロースさんですか?』って
何度も聞くんだぜ。

クリスマスに誰も一緒にいる相手がいなくて頭おかしくなっちゃったんだぜきっと。」

なんて話題になったであろうことは間違いないのだ!

勘弁してくれよー!

ところが私も結構おっちょこちょいであるらしく、
次の日時刻を合わせようと117へ電話をした。

少なくとも本人は117へかけたつもりである。

プルルル。プルルル「ハイ番号案内です。」
ええっ?何で番号案内が出るの?

って私が番号間違えたんじゃん。

「すっすみません。間違えました。」
もちろん番号案内のおねいさんに大爆笑されたのである。

「時刻の電話番号は知ってますよね?」

「はい知ってます。117です。
お騒がせしました。ついでにあなたの番号は104ですよね。」

「もちろんそうですよ。だってあなた今掛けてるでしょ。」

そこから恋でも始まれば「電車男」ならぬ
「電話男」だろうけど、
現実には笑われてオシマイ。

いや。もっと変な間違い電話を掛けたことがあった。

当時はダイヤル99(キューツー)で
「PC部品価格情報」というのがあった。

例によって私は徹夜仕事で、一段落付いたので
「価格情報」を聞こうと思い、夜中に99に電話した。

「ハイ。ちあきよ~ん。」妙に色っぽい女性の声だ。

ええっ?やけにサービスのいい「価格情報」だな。

普通はテープか何かに録音された音声なのに、生身の人間それも女性じゃないか。夜中にご苦労だな。と思っていると

「ねえ。ボウヤは何がしたいの?」

いやー。私ボウヤじゃないし。でも一応「何がしたいの?」と聞かれてるし、

「あのー。パソコンの~」

「そうなのパソコンで遊ぶのがすきなんだ。」

いやパソコンは仕事なんだけどな。

「じゃあパソコンでHな画像とか見てコウフンしちゃうんだ~。」

「いえ別にHな画像とかは見ませんけど。ここ会社ですから。」

「あら。会社でこんなオイタしちゃうんだ、いけないゾ。」

もうお分かりだろう。まちがえてテレフォンHなところへ掛けていたのだ。

私やはり変態なのかもしれない。

記事ID:44  289PV  2005-06-29

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