この記事のカテゴリ:立早的スピなのか?

不思議体験:立早(父)

 今日は「広島原爆の日」なんだそうで、ちょうどぴったりの間一髪という体験を話したいと思う。戦争になんて興味のない世代の人でも、この不思議な体験には興味を持つんじゃないかな。

立早の父は戦争末期(第二次世界大戦)に16歳だった。当然まだ兵隊に行く年ではないけれど、すでに戦局は混迷。一億総動員とばかりに“学徒動員”で土浦航空隊に配属されていた。

そこで持ち前の器用さを買われ、ゼロ戦の整備士をしていたらしい。当時のゼロ戦のエンジンというのは、そりゃあもう高性能の代名詞みたいなもので、機体に搭載する前にテストベンチに取り付け、テスト運転をするんだけれど、あまりにも馬力がすさまじく、エンジンをかけただけで分解しちゃうんだそうだ。

だから鳥居のような器具(今で言えばパイプハンガーみたいな形のもの)を木製でたくさん作ってテストベンチの周りを囲み、布団をぶら下げたんだ。そうすると、「テスト用意。スタート!」(実際は戦時中だから英語は禁止。試験運転用意。試験開始!と言っていたらしい。)

でエンジンを始動すると、あっという間に部品が外れてバンバン飛んでくる。そして布団にあたって“やわらかく”落下させることによって、貴重な部品の紛失と、周りの人間の安全を守っていたんだって。

それで「期待性能(機体ではない)」が満たされてることを確認してから、もう一度組み立てて実機に搭載していたんだ。まあそんな機械いじりが好きな立早父としては、戦時中にしては危険な任務ではなく、割と嗜好にあった仕事をしていた。

ところがいよいよ戦争も本当の末期になってきて、本土決戦か?というころにもなると、戦闘要因も技術要員もまったく不足の状態になってきた。そこで立早父の部隊に下った命令は、「広島の軍需工場の応援」だった。

すでに国内のインフラなんてめちゃくちゃで、茨城から広島へ陸路でなんて行かれたもんじゃないから、船で行ったのかもしれない。その辺は父に聞いていない。とにかくものすごい苦労をして、やっとの思いで広島に朝一で到着した。

ものすごく暑い、天気のいい日だったらしい。そう。ご想像通り60年前の今日だ。やっとの到着で、部隊全員一息入れていたときのことだった。突然命令変更が通達された。おそらくは命令変更ではなくて、命令が間違っていたんだと思う。当時すでに軍内部の状態もめちゃくちゃで、意思伝達ですらきちんと伝わっていなかった。

でも軍は間違っても“命令は間違えでした”とはいわないから、「命令変更。直ちに長崎へ向かえ」という命令が通達された。そりゃあもう全員口々に「なんでだよ。今やっとついたばかりじゃねえかよ!」なんて不満を漏らしたんだそうだ。

そして広島を出発して1時間もしないうちに「ピカドン(原爆の事だ)」が広島に降ってきた。もちろん部隊にも「アメリカの新型爆弾が投下された」という情報は伝わった。もしかしたら、私の父も“きのこ雲や光”を遠くから見たのかもしれない。しかし父はそのことはなにも言わない。

そしてまた大変な苦労をして、やっと長崎に到着したんだ。長崎もやはり晴天だった。8月9日の午前中長崎に到着した、父が所属する部隊には、またもや「命令変更」が下った。

すでに軍内部も「この戦争は負け」を認めざるを得ない状況になっており、いまさら長崎の軍需工場を応援してもしょうがない。という判断だったらしい。とにかく東京へ帰れと。そしてまた全員がひとしきり文句を言った後、東京へ向けて部隊は出発した。

またしても出発後一時間もしないうちに、長崎に原爆投下だ!当時アメリカは原爆をたった二つしか作っていなかった。その二つを日本に投下するにも、投下の候補地は複数。しかも当日の天候によって、攻撃目標の変更までしている。にもかかわらず、その二つとも立早父は見てしまった。

さすがに二回続けて部隊全員が、新型爆弾の攻撃を間一髪で免れた。という事実に上司をも含めて「命令が変更でよかった」と思ったそうだ。そしてやっと東京に着いた日が、なんと“終戦日”だった。

日本は無条件降伏した。さて、立早父の不思議な経験はこれで終わりだ。もし命令が間違っていなかったら、もし出発が1時間遅れていたら、立早の父も、もちろん立早もこの世界には存在していなかった…。

立早は決して神秘主義者ではないけれど、常日頃思っていることは「人間は死ぬ時期になっていないと、何をしても死なない。」ということなんだ。立早自身もそういう経験はたくさんしてるけど、本当に死んでもおかしくないようなことが起こっても、かすり傷ひとつないという事がある。

やはり“何か”によって生かされてるのだろうか?これが「原爆の日」に立早が思うことなんだ。

記事ID:68  229PV  2005-08-06

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