この記事のカテゴリ:立早的バラエティー

宇宙空間での話はロマンチックじゃなかった

 宇宙ステーションなどで長期滞在するときに、
何日もそこで過ごすのだから当然物は食べる。
食べれば出るでトイレはどうなっているのか?

いわゆる液体関係は全て再利用する。
水は貴重であるから、生活廃水も(当然トイレの水も含まれる)、
空気中の水分も、つまり人間の吐いた息や汗までもが再利用される。

そもそも液体の形で存在するものは高密度の逆浸透膜や
高密度中空繊維などの最新のろ過技術によって綺麗な水にされるし、
空気中の水分はエアコンの排水と同じ原理で液体に戻して利用する。

ところがここで利用できないものがひとつ。

そうウン○だ。これはどこかのSF映画なら
再び食べられる食料に再生して利用するのだが、
これは現在の技術で絶対に不可能ではないが、
手間がかかりすぎる上に

“おいしいもの”ができる可能性は

ゼロに等しい。

さらに出来たとしてそんなもの誰が食べるのか?誰も食べたくないのである。

じゃあどうするか?

燃やす。

と言っても宇宙船内で物を燃やせば大切な酸素を大量に消費してしまうし、
第一燃料電池の駆動やその他に大量の純酸素を搭載している宇宙船内での燃焼は危険でしかない。

そこで考えられたのが、ウン○の水分を可能な限り除去してカチカチの固形物にする。
それを宇宙空間に放出するのである。

昭和のころの列車はトイレが水洗なのだが、
その流した物は車外に捨てていた(信じられないだろうが本当だ)。
つまり列車に排泄口がついていたわけ。

時代が変わって 21世紀の現代では宇宙船に排泄口がついてるというわけだ。
時代は変わってもやはりいらない物は外へ捨てる。が人間の基本
そんな事をしたら宇宙空間は人間のウン○だらけになりゃしないか?

ならないのだ。

長期滞在型宇宙ステーションは今のところ宇宙としては比較的低い軌道上にある。だから放出した物はだんだんと速度が落ち、地球の重力により地上へとそのうち落下していく。

落ちた物はその途中で空気との摩擦熱で燃えて灰すらも残らず完全に消えてしまうのである。

夜空の星を眺めていたら綺麗な流れ星がひとつ、ふたつと… おもわず願い事を言ってみたけれど、 その流れ星は宇宙空間で宇宙飛行士がしたウン○かも知れないという、

ちっともロマンチックじゃない話。

記事ID:81  1708PV  2008-01-08

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