2002年の記事を表示 | 立早ノ三ガラポンブログ  9本該当しました

恐怖の電子管理国家第一歩がスタート(2002年10月号で発表)

2002-11-01 2789PV

ついに住民基本台帳ネットワークシステムがスタートしてしまった。
「国民全員を番号で管理することに嫌悪感を感じる」とか、「氏名・生年月日・性別・住所とその変更遍歴の情報が漏れたらどうするのか」

「その程度の情報など既にいくらでも漏れているから問題など起こるはずが無い」という意見まで、
千差万別の感想をお持ちであろうが、このシステムの危険性はそんな生ぬるい問題ではない。

このシステムは将来確実に年金番号・納税者番号と統合されるに決まっているのだ。
そのようなことになったらどんな社会が現れるのか。個人の自由など全く存在しない超管理国家となるに違いない。

納税者番号を個々の取引全てに記載し、それが記載されていない伝票は全て無効と法律で決めてしまえば、企業は必ず従い、
特定の個人に対する支払い明細、あるいは現金の受け取り明細(つまり発行した領収書の半券)にも必ず個人番号が記載されることになる。
そうなってしまえば、誰がどこでどんな収入を得ていて、何に使ったのか。
年金の支払い状況はどうか、どのような病歴があるのか、どのような職歴があるのか、(国家にとっての)危険思想の持ち主でないか
と考えうるありとあらゆる情報が全て丸裸となってしまうのだ。...

変人以上、変態未満(「月刊Cマガジン」2002年10月号に掲載)

2002-10-01 2446PV

永田町はセミ、私はセミヌー〇?

残暑厳しき折、永田町の凡人になったという噂がしきりの元変人は、セミの観察で夏休みを過ごしたそうな。私は今、残暑休みに入ったところである。私は変人ではないが、ややもすると変態と呼ばれてもしかたがないようなことに陥るのである。

忘れもしない12年前の10月。それはそれは忙しい毎日を過ごしていた私は、事務所へ泊り込みで仕事をすることも非常に多く、それゆえ事務所の絶対条件は“必ずシャワー付の所”というものであった。その頃の事務所の環境といえば、私だけが男性で他は若い女性が5人というモームス※1のつんくも真っ青の夢のような環境であった。

そんなある日のこと、徹夜仕事の後シャワーを浴びて服を着替えたのだが、おっと忘れたパ〇ツがない。でもまあいいか、後ではけばとばかりに素肌にいきなりズボン着用。そのとき仕事の電話で長話。フル〇ン・ズボンだということをすっかり忘れてしまったのだ。

さてさて、その日の仕事も無事終わり「今日は金曜だおうちへ帰ろう。」で、着替えることになるわけだが--その頃事務所で仕事中は、ジャージの上下または動きやすい簡易な服を着ていることが多く、帰るときだけスーツに着替えていた。
(どおでもいいけど、今は通勤でもジーパン・Tシャツ・ビーチサンダルだ。...

7月号為替予測がズバリ的中(2002年09月号で発表)

2002-09-01 2919PV

激しい円高にやや一服感が見らつつある。本誌7月号では「円高でなくドル安だから、まだまだ円は高くなる」と報じていたが、その時点(執筆時期は5月1日頃)でいったいどれだけのエコノミストがこれほど円高(7/26前後で115円台)になると予想していたであろうか。

もっと円高になると“今”言うのは簡単であるし、そもそもこの記事も「後知恵」といわれるかも知れない。
しかし、アメリカの反映ムードは絵空事であるとも本誌7月号で報じている。2ヶ月が過ぎ、事実その通りになったではないか。

7/1の時点でアメリカSECの不正会計の調査対象になっている企業は(SECなので当然上場企業だ)なんと64社に達している。「国策として繁栄ムードを作っているのになぜ今調査?」と思わないでいただきたい。

アメリカのやり方はいつもそうだ。「バレる前にバラしちまえ」が彼らの本音だ。そんな事をしたら景気が悪くなるのは目に見えているではないか…一般的にはその意見は正しい。

しかし、為替も株も事前に下がるとわかっていたらどうだ?たとえ国が絶不調になったとしても、一部のディーラー/トレーダーなどは笑いがとまらないはずである。...

小霊界通信2(「月刊Cマガジン」2002年09月号に掲載)

2002-09-01 271PV

続きである。

先月の続きなのである。で、何の話だったのだ。そう。私は幽霊を見たことは無いのだが幽霊の音を聞いたのであった。以前の中央区の事務所で、仕事が忙しく土曜や日曜の夜中に一人で仕事をしていると、オフィスの打ち合わせカウンターのほうから、ギギーッ、ギギーッ、とイスの背もたれに寄りかかり体重をかける音がする。(それも出来すぎの1:00~2:00AM)先月書いたように私は幽霊など全く信じないし、音響による物理的な影響についても、“素人”よりはよほど詳しい。

--先週の繰り返しで恐縮だが、リフレクター効果と言い、蛍光灯器具のトランス程度の音でも2ヶ所で反響を繰り返すと、とんでもなく大きな音になったり、場合によってはものが動く。--それでも原因がまったくわからないし、リアルな人間(幽霊?)の感覚がある。イスに腰掛けて体重かけて背もたれがギギーッ、ギギーッっと。その時はちょっとゾーっとしたが、私の場合はそれで仕事が手につかなくなる事などまるでない。なれてしまって、無視していたらそのまま3週間その幽霊は出続けた。...
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