策士策に溺れる？溺れるものは…（「月刊Cオマガジン」2004年04月号に掲載）

戦後の給食により子供の頃から日本人に“肉の味”を教える。
将来食肉の輸出で大きな利益を得るためだった。

戦略は見事に成功し、
日本という国は大量の牛肉を消費し
そして輸入する国へとなった。

ところが何事においてもそうであるが、
一極集中となるとその一極がだめになったときの
ツブシが効かないのである。

今回も然り。
牛丼を食えなくなって困っている日本人よりも、
実は牛肉を輸出できないと困る某国のほうがより困っているのである。

この先牛肉をいつまでも輸入しなければ、
「国内の牛に与える飼料をもっと多く輸入しろ。」
と言ってくることは目に見えている。

そのときもまた「我が国のものを、最も多く消費しろ」と

圧力をかけてくるのだろうか。

記事ID:31 2489PV 2004-05-01

同カテゴリの記事：

ＮＥＴ超独遊（NETであそぼ）（「月刊Cマガジン」2004年11...

（笑えセールスマン）「すきまみつを」が…（「月刊Cマガジン」20...

勝ち負け以上に気なります（「月刊Cマガジン」2004年09月号に...

「肩コリはいねがー」はどこの方言？（「月刊Cマガジン」2004年...

犯罪者に手厚い国？（「月刊Cマガジン」2004年05月号に掲載）...

飲むなら乗るなそれが常識。（「月刊Cマガジン」2004年03月...

イキかヤボか。（「月刊Cマガジン」2004年02月号に掲載）...

女心と冬の空新春ともいう。（「月刊Cマガジン」2004年01月...

ウサギもカメ「と」ではなく。（「月刊Cマガジン」2003年12月...

NAME：お名前
Title：タイトル
Comment：コメント
	※管理者の承認後表示されます（一度書き込むと変更できませんのでご注意ください）

策士策に溺れる？溺れるものは…（「月刊Cオマガジン」2004年04月号に掲載）

同カテゴリの記事：

コメント：