この記事のカテゴリ:C誌のコラム(過去記事)

日本のガンジー(「月刊Cマガジン」2003年09月号に掲載)

 ガンジーと言えば、「マハトマ・ガンジー」を思い浮かべる人が多いだろう。
20世紀のアジアに最も貢献した人物であり、
「偉大な魂」を意味するマハトマという呼称が最もふさわしい人物だ。

しかし、私はここで精神主義を語るつもりは毛頭ない。
私が言わんとしているのは“ガン爺”つまりガンを飛ばす爺さんである。

私はこの恐ろしくも滑稽であるガン飛ばし爺さんを目撃してしまった。

場所は日比谷線北千住発日吉行きの車内(内輪うけ?)である。
車輌のはじのほうに存在する例の「優先席」が始発電車駅なので空いていため、
若い女性が腰掛けた。

その後乗車してきた70才代(に見える)の男性がそのまん前にしゃがんで
-ものすごく近いことが解るだろう-
じっと女性を睨む。

にらんでいる理由はワカラナイ。

「スゲーッきれいなネイチャンだな。」かもしれないし、
「小娘のクセに優先席を取りやがって!」かもしれない。

とにかくその眼飛ばしが迫力で、にらまれた女性は動く事が出来ず、
じっとその爺さんと目をあわさないように耐えていた。

タイミングを失った女性はそのまま一切立つことができず、
そのガンジーさんに睨まれたまま、
じっと石になって仲御徒町駅に着くまで固まっていたのであった…

蛇に睨まれて(帰)カエル!! わかるかなー?

記事ID:23  39PV  2003-10-01

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