この記事のカテゴリ:C誌のコラム(過去記事)

過疎よりの逆襲(「月刊Cマガジン」2002年07月号に掲載)

 田舎である。

突然だがCマガジンの編集室(SESSION-2)というのはかなりの田舎にある。どのくらい田舎かといえば、朝出勤するときに家から会社まで人に出会わないことがある。私の家から会社までは徒歩10分であるが、その間人に遭わないのだ。犬やネコには遭う。「お~いいこちゃんでチュね~。今朝もお元気チュか?」などと道端で遭う犬猫は全てなでてくる。

人になど絶対に遭わないからそうしているのだが、時たまその姿を人に見られることがあると恥ずかしいものである。こんな毎日を過ごしている私であるが、おかげさんで仕事は忙しいのだ。NETの進歩はなかなかに良いもので、数年前までの「早い回線でもISDN程度。」だった時にはまったく考えられない位に便利になった。かなり以前から小説家の先生などは、メールで添付するから田舎に住んでいても東京の出版社の仕事をできていたりしたが、我々デザイナーのように1ファイルで100MB超なんて仕事があたりまえであると、メールに添付で入稿なんて絶対無理な状態だったのだ。

もちろん以前からFTPなら容量無制限で送信できたが、回線が悪く途中で落ちる・フリーズる・壊れるといいことなしだったのだ。しかし今ではこの田舎にいて東京の仕事がいくらでもできる。いやいや地方にいて地方の仕事はいくらでもできる。地方にいて東京の仕事をたくさんこなすことが自己満足なのだ。

広告デザインの仕事が入稿・出校(納品)ともFTPでできる会社は、日本に星の数ほどある広告代理店・デザインプロダクションの中でもまだまだ少数派である。自慢してるのか?その通りだ。かく言う私も、わずか1年ほど前までは東京も東京、中央区のそれもD通ビルのすぐ隣に事務所を構えていた。-家賃が高くて地方へ引っ越したので、あまり威張れた話ではないが-その時とほとんど変わらない環境で(いやむしろ環境はずっと良くなっている。)仕事をバリバリこなす私ってなんてステキなんだ。なんて思う今日この頃のナルシストであった。

記事ID:3  348PV  2002-07-01

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