星に願いを掛けたらかなった。

さて、昨日は星に願いをかけた。

今日は星に願いを掛けたらかなった話を少し。

「願いはかなう」これ本当の事。

立早は20代前半のころ今とは全く関係のない仕事をしていた。恥ずかしくて何やっていたかは言えない。まあ違法なことではない。

そのころ漠然と

「何年後かにデザインプロダクションの社長で、コーヒーを飲みながら高層ビルの窓から外を見ている。」
というビジョンが頭をよぎっていた。それから12年後。かなっていた。

築地のMマンションというのが「ペントハウスのあるマンション」ということで雑誌に紹介されたことがある。そこに事務所を構えたのである。

デザイナーという仕事はめちゃめちゃ徹夜が多い（当時は）。でもって徹夜明けの朝、目の前は視界をさえぎるものが何もなく、遠くに住友（だったけかな？ちょっと忘れた）のツインビルがあって、その間から太陽が昇ってくるんだ。

その太陽の光が廊下を通って、一番奥の壁をピカー！て照らすときのその美しいことといったら！！

正直「徹夜でよかった。」なんて思ってしまう。

今思えばなんで写真撮っとかなかったんだろう。まあそんな昔話なんだけど。

その間（事務所を理想の処へ移転するまで）努力なんて一切なし。ただ、「いくらやっても絶対にいやにならない仕事」を手に入れて、がむしゃらに採算度外視でやっただけ。

時流に逆らわない。ただ今あることをやるだけだ。

しかも12年前（当時から12年前なので現在からは30年前）に私はデザインの勉強なんて一切やっていなかった。

本当に漠然と「デザイン関係が好きかも知れない。」と考えていただけ。
ボクサーの世界チャンピオンで「人生行き当たりばったりで手抜きなし。」といった人がいるが、まさに名言だと思ったね。

人生は設計なんて立てたら必ず崩れるよ。崩れたら後つぶしの利かない人っていっぱいいるでしょ。

名門小学校でて名門中学・名門高校・大学はどこを出て一流企業に勤めてってやっていくと、その一流企業を辞めてしまうと、本当にもうな～んも残っていない人。

ダメダメ。人生は自分の努力で開くものというけれど、そんなんじゃない。努力なんて何の役にも立たないよ。楽しむことさ。何でも楽しむ。好きになる。

立早なんか、今は高層ビルで働く以上の理想の生活してるけど
ガンバッテガンバッテそうなったんじゃない。面白いからやったらこうなった。それ以上でもそれ以下でもない。

「ただ運が良かっただけだろ。」人はそう言うよな。違う！立早なんか今の生活になるまで会社3回潰しかかったよ。年収2400万から一気に、年収マイナス！1800万になる生活だ。

くよくよしてたら自殺しちゃうぜ。

願ってもかなわないという奴はみんな、願い方が短すぎるんだ。しかも思いっきり願い事にこだわるだろ。これ駄目よ。こだわたっら努力するだろ。努力したら好きな仕事も嫌いになるよ。

「好きを仕事にしました。」といいながらつぶれてく奴多いだろ。努力しすぎで煮詰まっちゃうか、本当に好きじゃないかのどちらかだよ。憧れだけなの。

私の当時の知人・友人は全部デザイナーかデザイン関係業務の社長だったけど、それからもう17年位たったのだろうか。一人も残っていない。みんな田舎へ帰ったかタクシーの運転手になってる。憧れじゃ勤まらないんだよ。

漠然と願って、飽きずに仕事をやる。本当にやりたい仕事に向っているかどうかもあまり考えない。しかしながら、やみくもに無駄な努力はしない。こんなとこだと思う。

そうすると不思議に5年から10年位のスパンで思ったとおりになる。

たった一つの経験で言ってるんじゃないよ。立早の願ったことは全部実現してるんだから。

現在の立早の事務所は田舎で、そんなところにデザインプロダクションがあるとは絶対誰も気がつかないようなところにある。いわゆる“世捨て人”見たいな生活をしている。しかもそれは「そうなればなー」と考えていたらいつの間にかそうなった。

さらに肝心なところは、田舎で田舎の仕事をしてるんじゃないってこと。バリバリと東京の仕事を毎日NETだけでこなしてる。まあ、同業の奴なら絶対に信じないね。「見栄はってんじゃねー。」というだろうな。

そりゃそうだろ。デザイン業でNETだけで仕事が成り立ってるのなんて立早だけなんだから、誰も信じる訳がないわな。でも本当。そんなことで見栄張っても私には何のメリットもないんだから。

簡単に言うと（ノウハウあまり他人にい教えたくないけどな。）打ち合わせは全てメール材料は全てFTP入稿、撮影商品は宅配、出来上がりデータはFTP納品ってとこ。

実際カメラマンのF氏なんか、私のところに3.5ギガ！バイトの写真をFTPで納品してくるぜ。もちろんサーバーは全て自前だ。そうじゃなきゃギガのデータは受け取れない。（あーあ同業他社にノウハウ教えちゃった。といっても誰も真似できないだろうけど。出来るならとっくにまねするヤツが出てるよ。）

まあそんなこんなで、この立早の独り言に「自慢してるんじゃねえ」と反感を感じる人間は絶対に思いはかなわないだろうな。

記事ID:48 406PV 2005-07-05

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